1株1000円以下で買える!日経高配当!(2025年7月2週目)グロース市場編

1000円以下高配当!

コツコツ集める高配当銘柄

配当金で不労所得!

今回からコツコツ集める高配当銘柄を目的とし、1000円以下で購入できる高配当銘柄を紹介していきます。
高配当銘柄は購入タイミングが重要ですが、チャンスで購入できるよう、日頃から優良銘柄を探しウォッチすることが大切です!

グロース市場の特徴

  • プライム市場:高い企業統治(ガバナンス)と流動性が求められる、大企業・機関投資家向けの最上位市場。
  • スタンダード市場:一定の財務基準とガバナンスを満たす中堅企業向けの基本市場で、安定成長を志向する企業が多い。
  • グロース市場:将来の成長性は高いが、現時点での収益基盤は限定的なスタートアップやベンチャー企業向けの市場。

1000円以下高配当銘柄ランキング!(グロース銘柄)

グロース市場の上位30位に入る高配当銘柄のうち、1000円以下で購入できる銘柄の上位5銘柄はこちら!

利回り順位銘柄名現在値(円)予想配当利回り(%)分野直近配当傾向
1 (株)ギックス9105.8SI・ソフトウェア開発
4 (株)タスキホールディングス6725.2不動産(住宅)
13アクシスコンサルティング7494.6他産業サービス・製品
15ピクスタ9674.6他産業サービス・製品
16 (株)Enjin8224.6メディア

買いやすい!1000円以下銘柄詳細!

ダイドーリミテッド

配当情報(利回り5.8%)!

直近株価:910円
配当時期:6月12月の計2回
予想配当金:26円(6月)、26円(12月)
予想配当利回り:5.8%

企業の特色

  • データ活用による営業・業務効率化支援システムを開発
  • 観光・商業施設向け**回遊促進サービス『マイグル』**を展開
  • クライアントの意思決定をデータで支援する「Data-Informed」事業が中核
  • 官公庁・自治体からの受注もあり、公共データ利活用にも強み

連結事業構成(2024年6月期)

セグメント売上構成比
Data-Informed100%

業績動向(2025年6月期)

  • 前期は大型案件の赤字化や失注で営業赤字転落、のれんも減損
  • 2026年6月期は以下の要素で黒字化見込み:
    • 主力サービス『マイグル』が高成長を維持
    • 不採算案件の整理が完了し、収益体質が改善
    • ただし、M&Aによるのれん償却費が利益圧迫要因として継続
  • 増配を実施し、株主還元も強化

成長戦略・取り組み

  • 2024年10月、メイズ社を買収(システム開発会社)
    • 技術者の確保とデータ処理基盤の内製化を推進
    • データ収集・処理体制の強化により収益性改善へ
  • 属性データや行動履歴の高度解析によるサービス拡張を図る
  • 顧客ニーズに応じたカスタマイズ型SaaS開発を強化中

まとめ・注目点

  • マイグル』を軸とした地域回遊支援市場での拡大に期待
  • 赤字案件の整理と構造改革進展で業績反転
  • 買収による開発力・内製力の強化が成長のカギ
  • のれん償却の影響は残るが、安定収益モデルへの移行が進行中

(株)タスキホールディングス

配当情報(利回り5.2%)!

直近株価:672円
配当時期:9月の計1回
予想配当金:35円(9月)
予想配当利回り:5.2%

企業の特色

  • 新築投資用マンション販売のタスキ
    資産運用型不動産事業の新日本建物が経営統合し設立された共同持株会社
  • 主力は「Life Platform事業」(タスキ)と「Finance Consulting事業」(新日本建物)
  • 投資用不動産の企画・開発・販売・運用までを一貫して展開
  • デジタルやファンドスキームを活用した不動産テック志向の成長企業

連結事業構成(2024年9月期)

セグメント売上構成比(営業利益構成比)
Life Platform100%(9%)
Finance Consulting0%(46%)

業績動向(2025年9月期)予測

  • 新日本建物および買収済みオーラの通期反映効果により大幅増収
  • 新築投資用マンションは過去最高ペースの販売実績
  • 資産運用型不動産事業も好調持続
  • のれん償却負担を吸収し、営業・最終利益とも大幅増益を見込む
  • 26年9月期も2割増益予想、業績の成長トレンド継続へ
  • 大幅増配により株主還元も強化

成長戦略・取り組み

  • 木造5階建て投資用マンションを開発:
    • 建築コストの抑制
    • 延床面積の拡大
    • 工期短縮により投資魅力を高める
  • 国内最大級の株式投資型クラウドファンディング事業者と提携
    • 新たな出資スキームを構築
    • 不動産投資の小口化・個人投資家層の取り込みを狙う

まとめ・注目点

  • 経営統合による事業シナジーと拡大スピードが特徴
  • 新築投資用マンションの供給力とノウハウに強み
  • クラウドファンディングなどフィンテックとの融合が進む先進的な不動産モデル
  • 今後は、安定収益基盤の確立と資本効率の改善が課題
  • 設立間もないながらも、高成長・高還元を志向する点で注目銘柄

アクシスコンサルティング

配当情報(利回り4.6%)!

直近株価:790円
配当時期:6月の計1回
予想配当金:35円(6月)
予想配当利回り:4.6%

企業の特色

  • 2023年上場
  • コンサルタント人材に特化した人材紹介会社
  • 特にマネジャー層の転職支援に強み
  • 高度人材のマッチングを支援するスキルシェア事業も展開
  • 顧客は戦略系・IT系のコンサルティングファームや大手事業会社が中心
  • 成長産業向けの人材供給に強みを持つ「ヒューマンキャピタル事業」が収益の柱

連結事業構成(2024年6月期)

セグメント名売上構成比(営業利益構成比)
ヒューマンキャピタル100%(単独決算)

業績動向(2025年6月期見通し)

  • 前期はコンサル業界の採用抑制で主力事業が大幅減速し、営業利益が下振れ
  • 人的投資(採用・育成)負担が重くのしかかるも、26年6月期は底入れ局面
  • 事業会社向けの転職ニーズが高まり、受注拡大中
  • 追加投資を吸収しつつ増益転換を見込む
  • 初配当実施も発表され、株主還元姿勢も強化

成長戦略・取り組み

  • 2026年6月期から3年間で30億円の大型投資を計画
    • 投資対象:広告・IT基盤・採用強化
    • AI活用によるマッチング精度向上や業務効率化を図る
  • スキルシェア事業を強化:大阪拠点における体制強化と地方展開に布石
  • コンサル・事業会社の両面に対応した人材供給をさらに推進
  • ブランディング強化による知名度拡大と案件獲得力向上を狙う

まとめ・注目点

  • 主力のコンサル向け紹介事業は底打ち感
  • 今後は事業会社向け案件拡大が収益回復のカギ
  • AI・デジタル投資による採用効率化と差別化戦略に注目
  • 初配も実施、長期視点での成長・株主還元強化に前向き
  • 中小型成長株の中で、人的資本領域×DXの切り口を持つ注目企業

ピクスタ

配当情報(利回り4.6%)!

直近株価:967円
配当時期:12月の計1回
予想配当金:45円(12月)
予想配当利回り:4.6%

企業の特色

  • 写真・イラスト・動画などのデジタル素材をオンラインで仕入れ・販売するプラットフォームを展開
  • 個人・法人向けの**出張撮影マッチングサービス(fotowa)**も提供
  • AI/機械学習向けデータ素材販売にも進出
  • 海外事業も一部展開(比率14%)
  • 写真・動画素材事業ではPIXTAブランドを運営

連結事業構成(2024年12月期)

セグメント名売上構成比(営業利益構成比)
PIXTA(デジタル素材)89%(43%)
fotowa(出張撮影)7%(▲28%)
その他4%(▲85%)

業績動向(2024年12月期)

  • 主力のデジタル素材販売は、単品販売・定額制ともに軟調傾向
  • 個人向け出張撮影(fotowa)は新生児向け需要などで増収を確保
    • 仲介から請負への会計変更も増収に貢献
  • 広告費抑制が効き、損益は均衡圏を維持
  • しかし、画像・動画の大口受注剥落営業利益は反落

成長戦略・取り組み

  • 漸減傾向のデジタル素材事業は一部ユーザー向けに値下げを実施
  • 一方で、出張撮影サービスは値上げにより採算向上を狙う
  • ベトナムで冠婚葬祭向け出張撮影をテスト展開中
  • デジタル素材の新需要として、AI/機械学習用データ販売の開拓を継続
  • 既存ビジネスの維持とともに、撮影系サービスの再成長軸化を模索中

まとめ・注目点

  • **PIXTA(素材販売)とfotowa(撮影サービス)**の2軸体制
  • 主力のPIXTA事業は成長鈍化するも、新たな収益構造模索へ
  • fotowaは新生児などニッチ需要への対応で差別化
  • 赤字体質の改善と収益モデルの転換が今後の焦点
  • ベトナム進出やAIデータ対応など多角化戦略が実るかに注目

 (株)Enjin

配当情報(利回り4.6%)!

直近株価:822円
配当時期:5月11月の計2回
予想配当金:25円(5月)、13円(11月)
予想配当利回り:4.6%

企業の特色

  • 中小企業・中堅企業・医療機関向けに特化したPR支援会社
  • 成功報酬型のメディア露出支援サービスを主力とし、月額課金モデルも展開
  • メディアと企業をマッチングするPRプラットフォームサービスも保有
  • 顧客に応じて戦略的PRサービスを提供し、認知度・ブランド力の向上を支援

連結事業構成(2024年5月期)

セグメント名売上構成比(営業利益構成比)
ダイレクトブランディングサービス82%(36%)
PRプラットフォームサービス12%(18%)
ストラテジックPRサービス6%(6%)

業績動向(2026年5月期予想)

  • メディアマッチングサービスは既存顧客の離脱が続き、引き続き厳しい展開
  • 主力の**PRコンサルティング(ダイレクトブランディング)**は、
    • 営業インセンティブの見直しにより新規獲得策が奏功
    • 中小企業や医療機関の利用社数が増加傾向
  • 人件費・広告宣伝費の増加を吸収し、営業利益が改善傾向
  • 増配を実施予定

成長戦略・取り組み

  • 苦戦するメディアマッチングサービスには改善策を検討中
    • 2026年5月期後半から施策実施見込み
    • ソーシャルワイヤー社と協力し、リリース配信強化
  • 既存顧客の定着率向上と、PR成果の可視化ツール強化が課題
  • 地方企業や専門業種(医療等)への深耕展開も注力領域
  • 継続的な人材採用と育成による、提案力・支援力の底上げも進行中

まとめ・注目点

  • 成功報酬型PR支援を軸に成長中の専門PR企業
  • 主力のコンサル事業は堅調で、利用企業数も着実に拡大中
  • 事業の柱が明確かつスケーラブルな収益モデルを持つ点は強み
  • 一方、メディアマッチングなど一部事業は立て直しが急務
  • 今後の業績拡大には、サービス改善・人材強化・地方展開がカギ

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